世界で一番キレイな花が咲き誇った日。

渋谷すばる with FiVe LIVE 2008 FLAT FIVE FLOWERS
2008.9.23 @Johnnys Theater


改めて行ってきました。
以下、ネタばれ含む感想です。長いです。
ネタばれ回避中の方はご注意ください。
それから、ライブを見て思ったことを正直に書きます。
なので、「あーそんな感想もあるのねー」と流せない方は見ないことをお勧めします。
自分の意見を押し付けるつもりもないので反論や苦情は受け付けません♪



会場に入って心臓や胃が痛いのを必死で堪えながら周りを見て、早々にお手上げです。無理。
だってね、会場に入ってくる人達が私と同じようにどっかしら痛い、って言ってたり。
緊張した面持ちだったりそわそわしてたりするんだけど、でもすごい嬉しそうなの。幸せそうなの。
そんな人達で会場がどんどん埋まっていくんだよ。
なんてあったかい会場なの!って思ったら無理でした。
そしてついに開演。リング入りするみたいな感じで客席の端から(これが近すぎていきなり倒れそうだった)出てきたら、逆に現実味がなくなって、でもステージに上がってすばるが声を上げた瞬間、一気にぶわーっと感情が昂ぶってきて大変なことに。
MCも可愛かった!
何曲かやったら客席から「誕生日おめでとー!」とかおめでとうコールがかかるんです。そしたらすばるが、「や、ちょ、まだ…早い、っす」とか俯き加減でどもりながら喋るの。で、間に「フラフラ」挟んで曲が終わったらまたおめでとうコール。それ聞いてすばるが「や、まだ早い、って。あのー、あれ、か。まだって、1曲しか、待て、んか?」って超可愛いの!「2、3分しか経ってへんで?」とかね。で、それがフリみたいになって曲終わるごとに言ってたら「もう、なんか確信犯やもん…」って呟くの。可愛すぎるのー!!「(東京は)今日から始まるってことで探り探りな感じですが」って言うのも、自然に沸きあがった拍手とかに「そう!そんな感じで自然にやりましょ。ゆっくり作っていきましょ」って言うのもすごい自然体ですばるだなーって思った。ハッピーバースデーも歌ってあげれたし、FiVeからのプレゼント話も可愛かったです。前日つまり誕生日当日にリハをしていて、最後の曲が終わったと同時にメンバーに歌ってもらったそうです。プレゼントもマッキーからはギターのストラップ2本。上里くんからは最近すばにゃがはまっているダーツ。そしてリッキーからも最近すばにゃがはまっているダーツ。まさかの被り。そして「すいません!持ってくるの忘れました!」な石垣くんからは翌日に刺繍入りのタオルを。でね、マッキーの時に客席から「見せてー!」って言われたんだけど、すばるは「持ってきてない」って言ったのね。もちろんブーイング。それ聞いて、持ってくるわけないでしょ、みたいな感じで逆ギレするすばるなんだけど、上里くんが「いや、そこは持ってきますよね?むしろつけてもらいたいよね?」ってマッキーに同意を求めます。頷くマッキー。それを聞いて、見て焦りだすすばる。「え?マジで?」ってわたわたしてるのが最高に可愛いのです。「取りに帰って」とかまで客に言われてるし(笑)「えー加減にせぇよ」ってキレるすばにゃも素敵でした。
新曲の「Flower」も詞がすごくよかったの。ここまで来るのに10年かかったとか、遠回りしたけど間違ってなかったとか、私がいつも思っていることそのままで、きっとすばるファンの皆が同じように思っていることで。それをすばるも同じように思ってることがすごい嬉しくて。めちゃめちゃ感動しました。
後半戦も「のっかって」ぐらいからかな?自然に手が挙がるくらい凄い乗せられて、ラスト曲に。その曲の前にすばるから言葉が。フラフラのこと、どういう気持ちでここに立っているかということ、これからどうしたいか、そんなこと(J-webレポやガイドで書いてあったようなこと)をすばるの飾らない言葉でゆっくりと客席を真っ直ぐに見つめながら伝えられて、もちろん無理。でその空気のままprayへ。わざとよね?もう泣かせたいのよね?はいはい。思うが侭泣かされますよ。服に染みができる程に雫を落とさせられアンコールどうするのかと思いきや。「Can do! Can go!」のイントロ。え?と思ってたらJr.の頃のピンクと黄色の衣装着た5人が登場!当時の振りで踊ってるー!!もう皆大爆笑。もう憎いわ、この件。うますぎる。おかしいと思ったんだよ。会場入りした時からBGMがずっとこの曲だったから。納得しました。この曲の練習風景とか、踊れないマッキーとかが映像で流れて、最後はマッキー踊れてよかったね!的な終わりでまた爆笑。「えー、さすがにこれでは終われないので…」ってロマネスクへ。もう…ほんと憎たらしい演出する子だわ。涙腺も限界だよ!ダブルアンコールにも応えてくれてもう一度「フラフラ」へ。ここで客席に「ふらふらふらっとふらわ〜!」ってコール&レスするんだけど、年代ごとにやっていくのね。20代の時にすばるが「ちょっと嘘つきがちらほら…」とか言ってやり直し。そしたら「若干、減ったような気がします」って。すばるも可愛いんだけど正直なすばにゃファンも可愛い!40代からどうしようかと迷いだすすばる。でもいきます。50代では「失礼します!50代ー!」って丁寧で超可愛かった!60代の方までいらっしゃって、めっちゃ温かい拍手が沸きあがりましたよ。すばるも嬉しそうだったな。
そんな感じで終始、温かい雰囲気のまま終わるんだけど、最後、全員がステージを降りた後、本当に自然に拍手が沸きあがったの。ありがとうとお疲れ様みたいのが混ざった、なんとも言えない愛の溢れる拍手が。それにも感動してしまいました。もうすばるもすばるファンも大好き!って本当に思った。


今回、本当にすばるが素で。すば倉の時から驚くほどの成長を遂げたすばるとFiVeが居て、最高に温かい空間があって何より最高の笑顔があって。言葉になんてならなかった。すばるからすればエイトもFiVeも共に苦楽を乗り越えて支えあってきた仲間で、すばるにとってはどの歴史も必要だったもので。23日に見たあのすばるの幸せそうな顔と同じように、エイトで見せる笑顔も紛れもない本当の笑顔で。エイトだから出来ることがあって、FiVeとじゃなきゃ作れない音があってどちらも大事にしていくことがすばるにとって一番いいことなんだろうと思う。すばるに「どっちが好きなの?」なんて聞きたい訳でもないし、比べられるものじゃないしね、きっと。でも。こんなに心に届いた音は、こんなに心を揺さぶられたすばるの声は今までにはなかった。こんなに「渋谷すばる」を感じたことはなかった。
もしこの先、何かを選ばなければならない時が来たとしたら。
すばるが選んだ道をついていくだけだけど、でも。
いろんな仕事をしてきて、その中でもやっぱり、大きな要素をすばるの中で占めているのは歌。その歌を、すばるらしく歌える場所は「ここ」だと私は、思ったんだ。ずっと上手くバランス取りながら両方できればそれがいいんだと思うけど。まぁ、どうしたって私はすばるを一番に考えちゃうから。私がどう思おうとすばるが幸せでいられるならそれが私の正解なのです。
すばる、本当に幸せな時間をありがとう。フラフラ、貴方たちは最高でした。
ありがとう!!