君が僕の左腕を噛み付いた食いちぎってくれたって別によかったのに

強くなったとかじゃなくて。
変わってしまったとかでもなくて。
あの頃を忘れてしまったわけでもない。
きっと変わらずに前を見ているし
目指す場所はまだまだ先。
それでも距離を感じてしまうのは。




見守っていたかったのかな。
傷つきながらそれでも気にせず新しい傷を作っても笑顔でいるその背中達を支えたかったのかな。
守りたかった。
守っていたかったんだろうな僕は。
この溝は淋しさで埋まってるみたいだ。