この星空に願いを懸けるのなら君の場所まで届け

今日は黒いにゃんこが小さな小さな産声を上げた日です。


にゃんこは大事に大事に育てられ体は小さいながらもすくすくと成長しました。
見るもの出会う人、すべてがとても新鮮で楽しいものばかり。
目をキラキラと輝かせてにゃんこは日々を送るのです。
しかし、そんな日々も徐々に楽しいだけではうまくいかなくなりはじめました。
いつも誰に対しても毛を逆立て威嚇する毎日。
針のようにとがらせた毛先は周りだけでなく、自分をも傷つけていました。
にゃんこにだって分かっているのです。
どんなことがあろうと、変わらないモノがある。
ソレは昔と同じように、にゃんこに向けられている。
でもソレがにゃんこにとっては温かすぎて、優しすぎて、キレイすぎて怖かったのです。
本当はソレに触れたいのに。
ソレにくるまって眠りたいのに。
目には見えないソレに怯えて、ソレを欲しがって。
いつだってソレはにゃんこの側にあるのに。
ほんのちょっとの勇気がにゃんこには足りなかったのです。



でもそれは過去の話。
勇気を出して触れたソレは、にゃんこを温かく受け入れました。
にゃんこは本当のソレを手にしたのです。
そして何よりも大切な仲間ができたのです。


もう1人で泣かなくていいのです。
泣きそうな時はそっと寄り添ってくれる仲間がいるのだから。
もう淋しさに負けて苦しい想いをしなくていいのです。
そんな気持ちはみんなで分け合うのだから。
笑いたい時は大きな声で笑っていいんです。
もっと大きな笑い声が返ってくるんだから。



今日もにゃんこは大好きな人達の間をみゃあみゃあ鳴きながらお散歩しています。
みんなから大きなソレをもらって。
明日もその先もずっと。






大好きだよ!
ありがとう!
おめでとう!
直接会ったかメールしたのは分かってるけど、ちょっとはこっちに向かっても惚気ろやい!!←おおくらへ